・2月23日(火)
早朝はマラソン練習、放課後は詩織と編集作業、終わったら一緒に下校。
そして、残り少ない高校生活を惜しむように、詩織と寄り道しては小さい頃の思い出を語り合った。
二人だけでいろんな所に行ったこと。
二人なら、どこまでだって行ける気がしたあの頃。
・2月24日(水)
今日も詩織と寄り道。
話題は主人公が昔プレゼントした指輪の話に。
詩織は今でも大切に持っているという。
昔はいつも一緒に居た二人。
何時からだろう、詩織が届かない憧れの存在になってしまったのは。
・2月25日(木)
詩織と遊ばなくなってしまったきっかけ。
主人公はよく覚えていなかったが、詩織はちゃんと覚えていた。
プレゼントのお返しを渡そうとした詩織。
しかし、仲良くしている二人を男の子達が遠巻きにからかっていた。
気にしないでと言う詩織だが、主人公は恥ずかしくなってしまい、詩織に冷たくしてしまう。
そのまま男の子達と遊ぶことが多くなってしまった。
そういう年頃だから仕方ないとは言え、遊ばなくなってしまった原因は主人公にあった。
・2月26日(金)
文集の作業も、もうあと残り僅か。
そして、こうして詩織と一緒に帰る時間も…
小さい頃、頑張る主人公を応援するのが好きだった詩織。
今はマラソンを頑張るのを応援してくれている。
あの頃からずっと、詩織の気持ちは変わっていないのかもしれない。
変わってしまったのは主人公のほう。
すぐに諦めてしまい、頑張れなくなってしまった自分。そんな自分を変えたい。
その為にも、絶対にマラソンを完走しなければいけない。
・2月27日(土)
マラソン大会の前日。
清川さんとの早朝練習を終えた後、どうしても完走したい主人公は追加で自主トレを行う。
毎日の練習で疲労が貯まっていたのか、足に痛みを感じ練習を中断する。
とりあえず痛みは引いたのでそのまま学校へ向かうことにした。
©KONAMI
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