プリシラとルーシー。
お互いがお互いを大切に思っている親友の二人。
プリシラから見たルーシーと、ルーシーから見たプリシラについて、今一度考えてみようと思う。
※毎度のことですが、不快に思われる方が居たらごめんなさい。
プリシラから見たルーシー
昔から仲が良かった二人だが
大怪我をして殻に閉じこもってしまったプリシラを、殻の外に導いたのがルーシー。
この出来事を経て、二人の絆はより深くなった。
プリシラにとってルーシーは、自分を変えてくれた大切な存在。
そして、ずっと守ってくれていた人。
ルーシーが秘めていた誓いも、きっとプリシラは解っていたのだと思う。
ルーシーから見たプリシラ
ルーシーは主人公に対して、プリシラのことを多く話してくれる。
そこから読み取れるのは…
ルーシーにとってプリシラは、大親友であるとともに、彼女にとっての「理想の女の子」という気持ち。
そして、ルーシーが決めた誓いの一つ、プリシラを守ること。
「使命」という言葉で表現される強い気持ち。
「自分が原因で」という思いと「理想の女の子に傷をつけてしまった」と言う思いが合わさった結果、「使命」とまで思うようになってしまったのではないか。
しかし、強すぎる想いが、いつしか関係を歪めてしまっていたのかもしれない。
「守る側」と「守られる側」は対等な関係ではない。
ここの考え方は人それぞれだと思うが、僕は親友は対等な存在であるべきだと思う。
「プリシラを守りたい」と思うルーシーと「守られるだけの存在から変わりたい」と思うプリシラ。
主人公に対する思いも勿論だが、プリシラがトラウマを克服したかったのは「もう一度ルーシーと対等な親友に戻りたい」という思いもあったのかもしれない。
まとめ
結婚シナリオでは、お互いのことをわかっているからこそ、自分ではダメだと思い大切な親友を主人公に託す二人。
お互いを深く理解しあっている二人だが、一つの事件によって二人の関係性は少し変化してしまっていた。
その事件の現場に居合わせ、プリシラを救った主人公が、もう一度二人の関係を元に戻すのは、ある意味必然なのかもしれない。
この二人のシナリオは密接に関係しているので、是非両方見てみて欲しい。
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