宝石の国 アニメ感想 3話「メタモルフォス」

※この記事はアニメのネタバレ、及び原作のネタバレがありますのでご注意ください。

全12話の中で一番長くなるのは、この3話についての記事かもしれない。
それぐらい重要な回だと思っている。

感想

前回のラストで、謎の生物に飲み込まれ、溶かされてしまったフォス。
ダイヤとボルツの活躍で、カタツムリは撃退するも、フォスの姿が見当たらない。

この回は、宝石達が一通り紹介される回であり、主人公フォスの周りからの印象も伺い知れる。
宝石達からの評価は低いフォス、その中でシンシャだけはフォスを必要としてくれている。

3話の重要性

アニメ宝石の国12話の中で、一番重要なのは、この3話なのではないかと思う。

印象的な面で言うと7話や8話が印象に残る回ではあるが、フォスが主人公になったのは、他の宝石達とは異質な存在になりえたのは、このタイミングなのだと思う。
それは、タイトルからも見て取れる。

巨大カタツムリに飲み込まれるも、皆の力で元通りになったフォス。
そして、3話のタイトルは「メタモルフォス」
これはメタモルフォーゼ、若しくはメタモルフォシスとフォスを掛けたタイトルであることは明白だが、メタモルフォーゼの意味は「変態、変身」
見た目的には以前と全く同じに再生されたフォスではあるが、別の存在に「変身」したことが暗示されている。
カタツムリの言葉がわかるようになったのも、フォスの変身を示唆している。

世界設定の話は次回の4話で詳しく説明されるが、人間が肉と骨と魂に分かれたのが、今のアドミラビリス(カタツムリ)、宝石生物、月人だと言われている。
アドミラビリスに吸収され、再生したフォスは、3つに分かれた人間のうち、肉と骨を併せ持った存在。
人間が存在しない世界で、一番人間に近い存在と言える。

アニメ宝石の国を見終わった時の印象は「フォスが人間になる物語なのかな」という感じだった。
その後原作を読み進めていくと、中らずと雖も遠からずと言った所。

要素的な面だけではなく、精神的な面でも、
衝突し、傷つき砕けながらも、他者を取り入れて新しい自分に成長していくフォス。
それはまさに、人間と言えるのかもしれない。


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