カリン
いつもやる気がなくだるそうにしている女の子、カリン。
（）の中は口に出していないので、直接文句は言わないが、母親のヘーゼルさんには全部バレている。
都会に憧れていて、早く町を出たいとも思っている。
彼女が本音を言わず、母親にも反抗している理由。
それは、幼い頃に感じた寂しさからくるもの。
カリンが体調を崩して寝込んでいる時でも、構ってもらえなかった思い出が彼女に強く残っていた。
女手一つで娘を育てる為に頑張っていたので仕方のないことであったが、娘との間には溝が出来てしまっていた。
そんな彼女だが、主人公と接するうちに徐々に変わっていく。
少しづつ店の仕事にもやる気を見せるようになったカリン。
が、突然家出をしてしまう。
彼女がやる気をみせるようになったのが嬉しかった母親が、少し早ってしまったのが原因だった。
しかし、家出をした彼女が心配で仕事が手に付かなくなったヘーゼルさんを見て、母親の思いにも気づいたカリン。
まあまあ酷い事を言われたが、それはそれとして、結婚式を挙げる二人。
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