光最強イベント、三年の文化祭。
入学式で運命の再会をしてから、順調に仲を深めていった光と主人公。
高校生活最後の文化祭、主人公のクラスは光の提案で小物屋をやることになった。
文化祭当日に向けて準備を進めていたのだが…
前日になって、商品が不足しているというトラブルが発生してしまう。
そこで小物集めが趣味の光は、自分の持ち物から少し出していいよと提案する。
クラスの友達と光の部屋で売り物にする小物を選んでいると、一つの指輪があった。「それは…」と言いかけた光だが、そのまま商品として持っていくことになる。
文化祭当日、明らかに元気のない光。
そんな光をみてようやく主人公は思い出す「あの時の指輪だ」と
急いで指輪を回収し光の下へ走る主人公
思い出の指輪は無事光の下に帰ってきた、新たな思い出と共に。
主人公のように「大事ならどうして売り物に出したのか」と思う方も居るかもしれないが、光の部屋で主人公が指輪を見た時に昔自分があげたものだと覚えていなかったからである。
光にとって指輪が宝物なのは「二人の思い出の指輪」だからであり「自分だけの思い出」ではダメなのだ。
主人公を試したと言えば聞こえは悪いが、光にとっても辛い賭けだったのだろう。
もしこのまま思い出さないなら、一人だけの思い出になってしまうのなら、いっそなくなってしまったほうがいいのかもしれない、と。
今までも宝物だったが、この出来事でさらに大切な宝物となった。
二人の思い出の指輪だと再確認できたのだから。
その後は残り少ない高校生活を惜しむように二人で過ごし、そして…
卒業式の日、伝説の鐘の祝福を受けながら、光の指にあの指輪を通す。
ーFinー
光は別格と言った意味がお分かりになるかと思う。
幼少期の伏線もあり、エピソードやイベントが圧倒的に強いのである。
誤解を恐れずに言えば「ときメモ2は光を好きになるゲーム」と言っても過言ではない。
攻略が簡単なので早めにクリアする方も多いと思うが「他の女の子に目もくれず光だけを見て過ごす三年間」というプレイがいかに幸せか、ゲームを一通り攻略した人にこそ、改めて光を攻略してみて欲しい。
きっと最高に幸せな三年間を体験できるはずだから。
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