佐倉 楓子(さくら かえでこ) CV:前田ちあき
野球部のマネージャー。
運動部マネージャーキャラと言えば、ときメモ１で人気だった虹野さんであるが、彼女とは違ったタイプの少しドジな女の子。
照れ屋で優しい、わりと普通の女の子。「モン」という語尾が可愛い。
本人は体型がちょっと太めなことを気にしているようだが、とてもそうは見えない。
そのあたりも普通の女の子らしい悩みというべきか。
そんな彼女の特徴といえば「二年の夏休みを最後に転校してしまう」こと。
ときメモとしては珍しく、遠距離恋愛がテーマのキャラなのである。
彼女と自由にデートできるのは一年半、沢山思い出を作ろう。
一年目の冬。
彼女が手袋を編んでプレゼントしてくれるのだが、間違って右手用を二つ編んでしまう。
そこで「次は左手用を二つ編めば丁度いいね」と返せる主人公は流石。是非見習いたい。
二年の夏の花火大会。
楓子は転校することを伝えようとするが、言葉に詰まって結局伝える事が出来ずに、そのまま転校してしまう。
その後、友達の計らいで修学旅行先で再会し、電話で連絡を取り合う仲になる。
転校してからは、電話での会話だけになってしまうが、練習試合や文化祭などで、なんとか時間を作っては会いに来てくれる。
たとえ短い時間でも、少しの会話しかできなくても、会って顔を見るだけですごく幸せな気持ちになれる。
これは遠距離恋愛を経験した方なら共感できるはずだ。
三年のクリスマス
伊集院家のパーティに参加した帰り、親戚の家に来ていた楓子が主人公を待っていてくれた。
二人だけのクリスマス、とても短いけれど大切で贅沢な時間。
しかし電車の時間が来てしまい、楓子を駅まで送っていく。
抑えきれない気持ちが、言葉となってあふれ出す。
扉越しで声は届かないが、二人の気持ちは繋がっていた。
そして卒業式の日
離れて過ごし、改めてお互いの大切さに気付いた二人は…
個性的な面々が多いときメモ2の中では、普通の女の子といった感じで埋もれてしまいがちな楓子だが、
ただ会えるだけで幸せな気持ちになれる、そういった遠距離恋愛の気持ちを体験させてくれる魅力的なキャラなので、是非攻略してみて欲しい。
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