パンドラの塔 数年ぶりにプレイした感想

数年ぶりにプレイしたwiiソフト「パンドラの塔」
名作は何年経っても名作なんだなと改めて感じた。

本編は動画にしてみたので、動画に入りきらなかった思いなどを語っていきたい。


一番好きなシーン

数年ぶりのプレイなので全てを覚えてはいなかったが、ラスト前のシーンだけはずっと覚えていた。
長い螺旋階段を上っていくと聞こえてくるセレスの歌声。

それは二人で過ごした幸せな日々の記憶。

呪いを受け、軍に追われ、自由な生活ではなかったが、お互いが居るだけで幸せだった。

そんな思い出は、一瞬で悪夢へと変わる。

そして、そこからのラスボス戦もまた印象深い。
流れているBGMはメインテーマ「永遠の恵みよ」のラスボスver

主肉を一つ、また一つと潰すごとに、最初は聞こえなかったセレスの歌声が少しづつ大きくなっていく。
0号の力が弱まってセレスが戻ってきている、と同時に、セレスも0号の中で一緒に戦ってくれていると感じる素晴らしい演出。
歌の素晴らしさも相まって、未だに最高のラスボス戦と言っても過言ではない。

BGMの変化がわかる動画も作ってみた

オレイカルコスの鎖

このゲームの最重要アイテムは、言うまでも無く「オレイカルコスの鎖」である。
鎖は敵を縛り、拘束し、投げ飛ばし、主肉を引き抜く武器となる。

しかし、エンデとセレスとの絆もまた鎖。
二人の絆の強さが鎖に力を与え、未来を紡いだ。

エオス教の教えでは光と闇、相反する二つが揃ってこそ完全な一つとなる。
相手を縛るのが鎖の闇の面であるなら、二人の間の絆は光。
敵を滅ぼす武器になるかと思えば、強固な絆にもなる。
二つが揃ってこそ、鎖の真の力が発揮されるのかもしれない。

もう一つの鎖

そして、トゥルーENDで明かされるもう一つの鎖。

エンデに受け継がれていた0号と0号夫のDNA。
これもまた一つの鎖。

アクションもストーリーも、全てが鎖というテーマで繋がっているパンドラの塔。
何時までも心に残り続けていく名作だ。

©2011 Nintendo/GANBARION

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