恋人になった二人。
王女の自分には縁がないと思っていた普通の恋愛ができ、ベアトリスはとても幸せそうであった。
幸せな時間を過ごすほど、主人公への気持ちは大きくなっていく。
いっそ使命を忘れ、このままリグバースで二人一緒に暮らせたらどんなに幸せか…
多くの人の期待を背負う王女としての使命と、一人の女の子としての気持ちの板挟みになるベアトリス。
どちらも大切で、選ぶ事なんてできない。
そして、彼女の使命を果たすときが訪れた。
ベアトリスの使命、それは王位を継ぐための証を得る儀式を行うこと。
ベアトリスの父が病に倒れたことで、王都に起こった王位争い。
争いを治めるためにも、ベアトリスが正統な王として認められる証が必要なのだ。
リグバースに散らばった星を集める。
ベアトリスが王になるための儀式が始まった。
一つ、また一つと星を集めるたびに、疲弊していくベアトリス。
儀式の終わりが近づくほど、二人の別れの時もまた、近づいていく。
それでも、ベアトリスに協力する主人公。それが彼女の願いだから…
しかし、彼女の動きを察知した刺客も動き出す。
当初はベアトリスを王都に連れ戻すつもりであったが、儀式の終わりが近づいたため、強硬手段に出てきていた。
ベアトリスに残された時間は少ない。
疲弊した体に鞭を打って、彼女は最後の儀式へと臨む。
ノーラッドの第二王女 ベルディエス・デル・エレン・ノーラッド
いよいよ彼女が王の証を得て王になる…
その刹那、現れた刺客に王の証を奪われてしまう。
刺客の本当の狙いは王の証を奪うことであった。
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