恋人になってからは、主人公のことで頭がいっぱいになることが多くなったルーシー。
親友プリシラとの約束もわすれてしまうほど、恋に夢中になっていた。
そんな折、彼女の大切な弟ジュリアンが、ケガをして病院に運び込まれてしまう。
自分がきちんと面倒を見てなかったから…
責任を感じて自分を責める彼女。
もちろん、ルーシーの責任だなんて誰も思っていない。
それでも、その日から彼女はずっと何かを考え込むようになっていった。
誰よりも優しいルーシー。
優しさ故に、自分の痛みも他人の痛みも背負い込んでしまう彼女。
一度きちんと話さなければいけない。
そう思ったが…
ルーシーから告げられたのは、別れの言葉だった。
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