ルドミラさんが惚れた理由を考察

出会った瞬間から主人公に強い好意を示してくれるサキュバスのルドミラさん。

ルドミラ

好かれるのは嬉しいのだが「なんでこんなに好かれているのだろう?」と気になる人も居るかと思う。
その辺りの理由を考えてみたい。

※諸説あると思うので、一つの可能性としてお読みください。


まず、注目したいポイントが「出会った瞬間から」「主人公の性別問わず」という点である。
主人公の性格や人間性に惹かれた、という理由であれば、出会った瞬間から惚れるのは早すぎる。

・助けてくれたから?
確かにそれもあると思う。
ただ、それだけが理由であれば、今まで面倒を見てくれたオズワルドさんの方に、強い好意を持っても良いのではないかと思う。
オズワルドさんに対して感謝はしていたと思うが、強い好意を持っていたわけではない。


・アースマイトとサキュバス
サキュバスは他人の夢に入って生気を吸って生きている種族。
生気≒ルーン という風に考えて良いはずだ。

ルドミラ

アースマイトは通常の人間と比べて、多くのルーンを持っている存在。
つまり、サキュバスのルドミラさんにとって膨大なルーンを持つアースマイトの主人公は、かなり魅力的な存在と感じられるのではないか?

「潜在的なサキュバスとしての本能が、アースマイトを求めた」と考えると、あそこまで好意を持つ理由も合点がいく。

ルドミラさんの紹介の最後に「運命の相手だったのかもしれない」と言った理由もここからきている。
もちろん、最終的に結ばれたのはサキュバスの自分を受け入れてくれた主人公の優しさや人間性に惹かれてのことだと思う。

しかし、もしかしたら、サキュバスの本能が、この人なら自分を受け入れてくれるかもしれない、ということを感じ取っていたのかもしれない。

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