ルーンファクトリー5 スカーレット

押収物を持ち出そうとしている所を、スカーレットに見つかってしまった主人公。
仕方なく彼女に事情を説明することにした。

スカーレット

かたむきリンゴの種があれば、特効薬を作ってスカーレットの母親を助けることが出来るかもしれない。

スカーレット
スカーレット

しかし、事情を知っても尚、彼女の考えは変わらない。
そんなスカーレットに主人公は問う、それが本当に貴方の信じる正義なのか、と。

それでも折れないスカーレット。

スカーレット

これ以上は本当に争う事になる。
そう感じた主人公は、諦めて種を返すことにした。
が、機転を利かせたリュカが、二人が言い合う前に種を持ち去っていた。
そして、二人が気付いたときには、既に調合が開始されていた。

スカーレット

規律を犯して作ろうとしてる特効薬。
完成したとしても、使って良いのかと悩む彼女。

スカーレット
スカーレット

迷う気持ちは主人公も同じだった。
それでも、スカーレットの為になにかしたい、そう考えると体が動いていた。

スカーレット
スカーレット
スカーレット

たとえ母親にどう思われても助けたい、それがスカーレットの答え。

翌朝、ついに特効薬が完成した。

スカーレット

母親を救うと決めたものの、まだ心には迷いがあるスカーレット。
そんな彼女に、署長とシモーヌ先生が母親の気持ちを諭す。

母親の病気が彼女に知らされなかったのは、万が一にでも彼女にうつしたくないという気遣い。

自分の余命よりも、残される娘の事を考えていた。

真面目で、まっすぐなスカーレット。

とても深い愛情を持って育てられていた事に気付いた彼女。

今やるべきことは、一刻も早く特効薬を届ける事。

再びスカーレットがリグバースを離れて数日経った頃。

スカーレット

無事に特効薬を届けることが出来、彼女の母親を助ける事が出来た。

スカーレット
スカーレット

そして、報告がもう一つ。
フォルミド病の特効薬の製造が、正式に認められることとなった。

薬の名前はスザンヌ。

命を懸けてリグバースを救った、シモーヌ先生の母親。
彼女の汚名も晴らされることとなった。

血のつながりなど無くても、深く愛することが出来る。
それは、二人も同じだった。

スカーレット

そして…

スカーレット
スカーレット
スカーレット
スカーレット

厳しくも優しいスカーレット。
彼女もきっと素敵な母親になるはずだ。
彼女を育ててくれた、二人の母親のように。

スカーレット

END

Ⓒ2021 Marvelous Inc.


・余談
スカーレットは他のヒロインと違って、結婚に向けてのわかりやすい伏線は無かった。(フーカの黒い霧、ベアトリスの使命、など)
その為、何が起こるんだろうとワクワクしながら進めていたが、期待以上の素晴らしい物語だった。

彼女の結婚ストーリーは「家族」そして「母親を救う」がテーマである。
そして、これはスカーレットだけのストーリーではない。
シモーヌ先生、彼女にとっても、汚名を着せられたまま亡くなった「母親を救う」話でもあるのだ。

二人の娘が母親を救う、ふたつの母娘の物語。
改めて、このゲームのライターの素晴らしさを実感するストーリーだった。
特に、この言葉はとても心に響いた。

リヴィア署長

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