アーランドシリーズに続いて、黄昏シリーズ一作目「アーシャのアトリエ」をプレイ。
今回の舞台は曇天が似合う黄昏の世界。
滅びゆく世界で逞しく生きる薬師の女の子アーシャが主人公。
彼女の妹ニオは、数年前に薬草をつみに行ったきり行方知れずとなっていた。
そんなある日、消えたはずの妹が彼女の前に現れた。
ニオはまたすぐに消えてしまったが、その場に居合わせたキースさんが何かを知っている様子。
「妹を助けたければ自分で考え行動しろ」
アーシャは妹を取り戻すための旅に出ることを決めたのだった。
アトリエ作品としての基本はアーランドシリーズと共通しているが、変わっている部分も多い。
一つは世界観のテイスト。
アーランドシリーズが穏やかな青空だとすれば、黄昏シリーズは曇天。重苦しい空気が漂う退廃した世界。
ただ、主人公アーシャはほわほわした性格なので、全体的にそこまでシリアスな印象は強くない。
システム的な部分としては、戦闘の重要性が上がったのが大きい。
アーランドシリーズの戦闘は探索の付加要素という感じだったが、アーシャではマップ内の敵を全滅させないと次のエリアに進むことが出来なかったりするので、物語を進めるうえでも敵とのバトルが重要となる。
倒さなければいけないボスも居るので、近年のライザとかに近い印象を受ける。
旅で出会った仲間たちの協力もあって、無事に妹との再会を果たすことが出来た。
今作は延長は無く三年でエンディングとなったが、内容的には充実した作品だった。
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