勇気の神様。
それは女の子に勇気を与えてくれる神様ではなく、勇気を出した女の子にご褒美をくれる神様なのではないか。
美幸をみていると、そう思えてくる。
美幸と過ごした高校生活も今日で終わり。
だが、卒業式に彼女の姿は無かった。
卒業式を終え、帰ろうとした主人公。
そこへボロボロの美幸が現れる。
彼女を心配する主人公だが、いつになく真剣な彼女の様子に応え、伝説の鐘がある中庭へ。
ここへ来るまでの間、彼女には今までにないくらいの不運が押し寄せていた。
まるで、神様が美幸の勇気を試すために、試練を与えているかのよう。
それでも彼女は乗り越えた。
諦めず、へこたれず、たった一言想いを伝えるために。
ありったけの勇気で不運に立ち向かった彼女。
そんな彼女を伝説の鐘も祝福してくれた。
鐘が落ちてくるという不運のオマケつきだが、そんな些細なことで伝説は揺らがない。
これからは、ずっと一緒なのだから。
彼女の名前は美幸。
どんな不運にも負けずに幸せを諦めない、そんな彼女の生き方はとても美しい。
だから美幸が大好きだ。
©KONAMI
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