「ドラゴンの島」「できそこないの巫女」とプレイして来たVoCシリーズ三作目。
本当の意味で囚われているのは魔物か、人か。
声とカードが織りなす物語が、今宵も始まる…
今作の主人公は、地下で暮らしていた少女。
魔物をカードに封じ込める不思議な力を持っている。
魔物の襲撃から村を守っていた彼女だったが…
大規模な襲撃で守り切れず、村は全滅してしまう。
絶望し、生きる気力も無くしていた彼女を救ったのは、謎の少年。
少年と共に、彼女は地上へと旅立つ。
そして、彼女の村を襲った魔物に復讐を挑む二人。
無事、魔物を倒しカードに封じ込めたのだが…
少年の目的は、自分を虐げた物たちへの復讐だった。
彼女の村を襲った黒幕も、元老院の議員たちであった。
復讐を果たし、目的を失った二人。
帰る場所も、家族も、全てを失った少女。
彼女に残された、たった一つの願いは「星空を見たい」
夜のないこの世界で、二人は星空を見つけることが出来るのだろうか。
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・システム的な話
今作の特徴は、倒した魔物を封じ込める「魔物カード」システム。
これはかなり良いと思う。
前作の不満として「エンカウント率が高い」と言う点を挙げていたが、そもそもの問題としては「雑魚戦にうまみが無い」という点が根底にあった。
雑魚戦のメリットが薄いので、高いエンカウント率がそのまま不満点になっていた。
今作もエンカウント率はそれなりに高いが、魔物カードが入手できるので、雑魚戦も楽しめ、エンカウントが苦にならない。
・おまけ
今回のGMは石川由依さん。女性主人公だから女性GMということなのだろう。
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