柊夜ノ介くんについての怪文書(ネタバレ有り)

そもそも劇団の座長だけでも相当に忙しいはずの柊くんに、部活動をやる余裕などあるわけがない。
それなのに、彼は生徒会執行部という忙しい部活に所属している。

それは、彼が自分に課した、はば学に居るための条件。

劇団の都合で地方を転々としてきた柊くんは、小中学校の授業をまともに受けられていなかった。
そんな状態で、名門はばたき学園の授業についていけるはずもない…

毎日毎日ついていけない授業を必死で受ける、どれほどの無力感だったのだろう。
存在を否定されているような気分、自分がここに居てはいけないという疎外感。
それを埋めるために考え、自分に課したのが、せめて生徒会執行部の仕事をすることで少しでも学校の役にたつという条件だった。

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